職業訓練校に通っていたころ「腰道具をしている職人がカッコいい」と思い、大工になるのもいいなと考えていました。そんなとき、知り合いの電気屋さんから「腰道具をして仕事ができるよ！」と誘われ、この業界に。

全くの素人だったため専門用語を覚えるところからのスタートでしたが、モノを作る行為が楽しくて楽しくて、無我夢中で働きました。

自分の中で「仕事ができるようになった」と思えた3年目、本格的な電気工事の会社に転職。そこの職人さんのレベルがとても高く、自分が調子に乗っていることを思い知らされましたね。気持ちを改めてイチから学び、10年勤めて独立しました。

独立してから3年後、法人化しました。理由は、一緒に働く人たちを社員にすることで、社会的な信頼が得られるようにしたかったからです。また、社会保険をかけてあげたいという気持ちもありました。

お世話になった2社でずっと言われ続けたのが、「自分で考えろ」という言葉です。言われた業務をすることは当然で、その裏の意味まで腑に落として一つひとつ作業する。

それを積み重ねれば、どんなイレギュラーなことにも対処できるようになり、自信がつきます。さらに、お客様との信頼関係にもつながります。若い社員たちにも、早くその体験をさせてあげたいと思っています。

電気施工、保守点検、どちらも大きな責任とやりがいのある仕事です。

電気施工は、工事に携わった建物が何年も残ります。何年経っても「これ俺が（お父さんが）やったよ」と言えます。自分一人で工事した建物にはじめてスイッチを入れ、パッと照明がついた瞬間は最高にうれしいですよ！

保守点検は、いざという時の“人の命”に関わります。小さな建物はもちろん、大きな建物になればなるほど「この建物を保守・維持しているのは自分たちだ」と誇りをもてます。また、国家資格を取得し、法令に則った作業・業務を行うため、自信を持って仕事に取り組めます。

ミスや事故を起こさないのは最低条件。現場ではお互いに声をかけ合い、図面などでしっかりチェックするように心がけています。一人ひとりが気をつけて、当たり前のことを当たり前にすることが大切です。

新しい建物は、自分たちの会社だけではなく、大工さんや水道屋さん、塗装屋さんなど10社以上の業者さんが集まって作ります。

スケジュールがタイトだと業者間で作業順番の取り合いになり、お互いに複雑で厳しい調整を行わなければならないことがあります。うまく調整するコツは、日ごろから業者さんと良い関係を築いておくことですね。

部署のリーダーになりたい方は、みんなをまとめたり他の業者さんとの取り合いをしたりしないといけないので、コミュニケーションを取ることが好きな方が向いていると思います。一方、黙々と作業をしたいタイプの方には、そういうポジションも用意しています。

一人ひとりが一番やりたい仕事・働きたい部署を選べるようにしたいから、当社は今後も新しいことに挑戦し、色々なタイプの仕事を用意していきます。長く活躍してもらえればと思います。

独身のときが、一番やりたいことをやりやすいと思います。もちろん結婚した後でもできますが、リスクが大きくなるのでなかなか難しい...だから、若い方には特に“本当にやりたいこと”に挑戦してほしいです。挑戦は失敗ではありません。

仕事は、自分のためにするものです。自分のためとは、家族や親、親戚のためでもあります。だから、家族の行事は大事にして欲しいし、事前に言ってもらえればみんなで協力して休めるようにしています。

僕は【自分が仕事を楽しむ → 自分が楽しんでいる姿を見て、家族も幸せになる → それを見て自分もまた幸せになり「もっとがんばろう！」と思う → ...】そんな幸せのサイクルが生まれる会社を作りたいと思っています。

楽しそうに働ける方や、前向きに仕事に取り組める方と一緒に働けたらうれしいです。コミュニケーションスキルや向上心を活かして仕事や勉強に取り組める方も大歓迎です。

応募しようかと悩む前に、一度話をしませんか？会社のことや僕の想いをお伝えしたいので、迷っている段階でも気軽にご連絡ください。お待ちしています！